炭鉱関連
2023年08月28日 12:00
撮影日:2022(R4).05.08
『今なお海底深く眠る犠牲者に祈りを捧げる』
今回の報告は観光パンフレットに赤い丸で示した「世界一小さな公園」と「松島炭鉱第4坑跡」周辺です。
※パンフ、写真はクリックすると拡大できます。
「世界一小さな公園」です。白い柵で囲まれた中に木製ベンチとシュロの樹。
ベンチに腰掛け海原を眺めながらをぼんやり休憩。小さな公園ですが贅沢な気分に浸れます。
以前に比べ元気のないシュロの樹が気になります・・・。
小さな公園から前回紹介した方向を眺め、地名を記入しました。
松島炭鉱第4坑跡の前にちょっと「謎の遺構」を覗いてみます!
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『今なお海底深く眠る犠牲者に祈りを捧げる』
今回の報告は観光パンフレットに赤い丸で示した「世界一小さな公園」と「松島炭鉱第4坑跡」周辺です。
※パンフ、写真はクリックすると拡大できます。
「世界一小さな公園」です。白い柵で囲まれた中に木製ベンチとシュロの樹。
ベンチに腰掛け海原を眺めながらをぼんやり休憩。小さな公園ですが贅沢な気分に浸れます。
以前に比べ元気のないシュロの樹が気になります・・・。
小さな公園から前回紹介した方向を眺め、地名を記入しました。
松島炭鉱第4坑跡の前にちょっと「謎の遺構」を覗いてみます!
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2023年08月25日 12:00
撮影日:2022(R4).05.08
『収穫の多い海岸線探索』
今回の報告は観光パンフレットに赤い丸で示した五島灘に面する海岸線周辺です。
※パンフ、写真はクリックすると拡大できます。
今回の島旅にはカブ号(バイク)同伴なので、どこへ行くにも大変便利で楽ちんです。
「丸山鼻」に繋がる「森の遊歩道」は結構木々が茂り薄暗い場所がありますが、カブ号だと気にせず突入できます。
では最先端の丸山鼻(千畳敷)へ向かいます!
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『収穫の多い海岸線探索』
今回の報告は観光パンフレットに赤い丸で示した五島灘に面する海岸線周辺です。
※パンフ、写真はクリックすると拡大できます。
今回の島旅にはカブ号(バイク)同伴なので、どこへ行くにも大変便利で楽ちんです。
「丸山鼻」に繋がる「森の遊歩道」は結構木々が茂り薄暗い場所がありますが、カブ号だと気にせず突入できます。
では最先端の丸山鼻(千畳敷)へ向かいます!
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2023年08月23日 08:00
撮影日:2022(R4).05.08
『創業100周年にある史実』
今回の報告は観光パンフレットに赤い丸で示した吉原港、J-POWER松島火力発電所、桜坂周辺です。
※パンフ、写真はクリックすると拡大できます。
松島には前回紹介した市営船が往来する松島港(釜ノ浦港)と、発電所側に位置する「吉原港」があります。
吉原港には江崎海陸運送が運行する瀬戸発フェリー1日9便が着岸します。
バイクをフェリーで運ぶと片道1130円が必要なので、市営船を使った方が大変お得です。
写真にある2隻の船はJ-POWERの社用船です。
視線を右に移すと「電源開発株式会社(略称J-POWER) 松島火力発電所」。
運転開始から間もなく50年、非効率な石炭発電から石炭から取り出したガス発電への転換が計画されているようです。
石炭運搬船から海外炭がクレーンで荷揚げされている様子がよく見えます。
それでは発電所正門方向へ向かいます。続きを読む
『創業100周年にある史実』
今回の報告は観光パンフレットに赤い丸で示した吉原港、J-POWER松島火力発電所、桜坂周辺です。
※パンフ、写真はクリックすると拡大できます。
松島には前回紹介した市営船が往来する松島港(釜ノ浦港)と、発電所側に位置する「吉原港」があります。
吉原港には江崎海陸運送が運行する瀬戸発フェリー1日9便が着岸します。
バイクをフェリーで運ぶと片道1130円が必要なので、市営船を使った方が大変お得です。
写真にある2隻の船はJ-POWERの社用船です。
視線を右に移すと「電源開発株式会社(略称J-POWER) 松島火力発電所」。
運転開始から間もなく50年、非効率な石炭発電から石炭から取り出したガス発電への転換が計画されているようです。
石炭運搬船から海外炭がクレーンで荷揚げされている様子がよく見えます。
それでは発電所正門方向へ向かいます。続きを読む
2022年06月16日 18:00
撮影日:2022(R4).04.09
『展望360度』
左上の最も高い場所が四方山(114.7m)です。
頂上に見えるのは丸い貯水タンク、白い建物は池島小中学校の校舎です。
日本家屋が並ぶ中央部は昔からある郷地区、今はほとんどが廃屋となっています。
四方山へ登るには、8階建てのアパート群から学校側へ下り池島神社に向かいます。
池島神社の鳥居の扁額には「白山比咩神社」、大正時代に郷地区の氏子が寄進されてます。
コンクリート造りの拝殿にある扁額(賽銭箱上部)には「池島神社」、内部には「伊邪那美命」と「大山祇命」の額があります。
池島神社は昭和38年(1963年)に元々は1685年頃から池島郷字池の端にあった白山比咩神神社と松島炭鉱株式会社池島鉱業所の守護神大山祇神社とを合併し、現在地に移転して池島神社と改称し全島民の氏神様となったそうです。
池島神社を通り過ぎさらに上ると貯水タンクに出ます、タンクの脇から少し上がると四方山山頂です。山頂は狭く、岩でゴツゴツして足場は良くありません。
山頂からは360度のパノラマを楽しむことができます。
アパートに棟番号を記入してみました、画像をクリックすると拡大します。
学校の屋上越しに校庭、アパート群。
池島のアパートは建てられた順に番号が付けてあるので分かりやすいです。
アパートに棟番号を記入してみました、画像をクリックすると拡大します。
右上洋上に大蟇島と小蟇島が見えます。鉱区はこの海底深く、広範囲に及んでいました。
大蟇島には坑道内の換気を行うための設備が造られました。
坑内の通気は、入気坑口(本卸・連卸(池島の地上にある斜坑)、第二立坑、蟇島入気立坑)⇒坑内各所⇒排気坑口(池島排気立坑 池島主扇、蟇島排気立坑 蟇島主扇)の流れで行われました。
望遠で撮影した大蟇島です。
大蟇島には入気(S51)・排気(S54)の立坑(深さ約720m)があります。
右側の丘陵地には排気立坑と設備(主要扇風機)がありましたが、老朽化で扇風機は倒壊しているように見えます。機械建屋の傷みも大きいと想像できます。
主要扇風機の能力は池島主扇4,500m3/分、蟇島主扇12,100m3/分。
右上は松島、Jパワー松島火力発電所の白い煙突が見えます。
真下の土地はボタの埋め立てです。
池島炭鉱の主な需要先は約7割が電源開発(Jパワー)、2割が九州電力、1割が四国電力でした(H11年統計)。
画像中央部、第一立坑側に向かって真っすぐ伸びる新ベルト(ベルトコンベアーが格納)周辺も薮となり全体像が見えなくなりました。各種工場群も屋根が抜け損壊が進んでいるようです。
今日は天気が良ければ是非登って欲しい四方山からの報告でした。
今後、現存するアパート全棟の記録を残しておきたいと考えています。
『展望360度』
左上の最も高い場所が四方山(114.7m)です。
頂上に見えるのは丸い貯水タンク、白い建物は池島小中学校の校舎です。
日本家屋が並ぶ中央部は昔からある郷地区、今はほとんどが廃屋となっています。
四方山へ登るには、8階建てのアパート群から学校側へ下り池島神社に向かいます。
池島神社の鳥居の扁額には「白山比咩神社」、大正時代に郷地区の氏子が寄進されてます。
コンクリート造りの拝殿にある扁額(賽銭箱上部)には「池島神社」、内部には「伊邪那美命」と「大山祇命」の額があります。
池島神社は昭和38年(1963年)に元々は1685年頃から池島郷字池の端にあった白山比咩神神社と松島炭鉱株式会社池島鉱業所の守護神大山祇神社とを合併し、現在地に移転して池島神社と改称し全島民の氏神様となったそうです。
池島神社を通り過ぎさらに上ると貯水タンクに出ます、タンクの脇から少し上がると四方山山頂です。山頂は狭く、岩でゴツゴツして足場は良くありません。
山頂からは360度のパノラマを楽しむことができます。
アパートに棟番号を記入してみました、画像をクリックすると拡大します。
学校の屋上越しに校庭、アパート群。
池島のアパートは建てられた順に番号が付けてあるので分かりやすいです。
アパートに棟番号を記入してみました、画像をクリックすると拡大します。
右上洋上に大蟇島と小蟇島が見えます。鉱区はこの海底深く、広範囲に及んでいました。
大蟇島には坑道内の換気を行うための設備が造られました。
坑内の通気は、入気坑口(本卸・連卸(池島の地上にある斜坑)、第二立坑、蟇島入気立坑)⇒坑内各所⇒排気坑口(池島排気立坑 池島主扇、蟇島排気立坑 蟇島主扇)の流れで行われました。
望遠で撮影した大蟇島です。
大蟇島には入気(S51)・排気(S54)の立坑(深さ約720m)があります。
右側の丘陵地には排気立坑と設備(主要扇風機)がありましたが、老朽化で扇風機は倒壊しているように見えます。機械建屋の傷みも大きいと想像できます。
主要扇風機の能力は池島主扇4,500m3/分、蟇島主扇12,100m3/分。
右上は松島、Jパワー松島火力発電所の白い煙突が見えます。
真下の土地はボタの埋め立てです。
池島炭鉱の主な需要先は約7割が電源開発(Jパワー)、2割が九州電力、1割が四国電力でした(H11年統計)。
画像中央部、第一立坑側に向かって真っすぐ伸びる新ベルト(ベルトコンベアーが格納)周辺も薮となり全体像が見えなくなりました。各種工場群も屋根が抜け損壊が進んでいるようです。
今日は天気が良ければ是非登って欲しい四方山からの報告でした。
今後、現存するアパート全棟の記録を残しておきたいと考えています。
2022年06月14日 18:00
撮影日:2022(R4).04.09
『全戸南向き、日当たり良好!』
市の公表では5.31現在、池島の人口は109名(男67・女42・世帯数83)となっています。
一見、誰も居ないと思ったアパートから人の声やテレビの音が聞こえる時があります。
思ったよりコミュニティバスや軽トラが走る姿をよく見かけます。
先日テレビで池島の番組があっていましたが、「不便でもここで暮らすのが一番」と花好きのおばあちゃんが話されているのが印象的でした。
南向きの暖かな空き地は、多年草のガザニアがたくさん咲き花壇になっています。
花があるだけでアパートには人の姿や声があるような感覚になりました。
坂の上に自動車が停まっています。こちらのアパートには住人の方がいらっしゃるのでしょう。
花も樹も手入れされ、楽しんで暮らされていることがうかがえます。
撮り溜めた池島の写真を見ると北側からの撮影が多いことに気が付きました。
無意識のうちに廃墟感や暗い部分の構図を選んでいたのかもしれません。
今日は全戸南向き、日当たり良好!生活感や季節感を感じられる池島のいまをお届けしました。
『全戸南向き、日当たり良好!』
市の公表では5.31現在、池島の人口は109名(男67・女42・世帯数83)となっています。
一見、誰も居ないと思ったアパートから人の声やテレビの音が聞こえる時があります。
思ったよりコミュニティバスや軽トラが走る姿をよく見かけます。
先日テレビで池島の番組があっていましたが、「不便でもここで暮らすのが一番」と花好きのおばあちゃんが話されているのが印象的でした。
南向きの暖かな空き地は、多年草のガザニアがたくさん咲き花壇になっています。
花があるだけでアパートには人の姿や声があるような感覚になりました。
坂の上に自動車が停まっています。こちらのアパートには住人の方がいらっしゃるのでしょう。
花も樹も手入れされ、楽しんで暮らされていることがうかがえます。
撮り溜めた池島の写真を見ると北側からの撮影が多いことに気が付きました。
無意識のうちに廃墟感や暗い部分の構図を選んでいたのかもしれません。
今日は全戸南向き、日当たり良好!生活感や季節感を感じられる池島のいまをお届けしました。