2015年09月29日 02:15
野崎島の住人(長崎県北松浦郡小値賀町野崎郷)
撮影日:2015(H27).08.31
『島は野生鹿の楽園ではない・・・。』
野崎島に渡り、歩き始めるとすぐに鹿の鳴き声が聞こえた。
仲間に警戒を促しているようだ・・・。
声がした茂みに目をやると、鹿がこちらを見ている。
山登りに行って鹿の姿を目にすることはあっても、これほど視線が合うようなことはない。
とは言え、野生鹿なので近寄って来ることはなく、間合いが詰まると軽やかに茂みの中に消えていく。
野崎島には野生のニホンジカが500頭ほど生息している。
人間が去り、天敵となるものも居ないので鹿の楽園かと思っていたがそうでもないらしい。
餌となる草や木にも限りがあり、また、子孫を残す牡鹿の生存競争も厳しく、500頭から増えることはないらしい。
どちらかと言えば体格は痩せ気味で精悍な顔、鹿にとってもこの島で生き抜くのは容易ではないことが感じられる。
木の下で鹿が休んでいる。まるでサファリパークやサバンナを想像させるような風景もある。
鹿は教会のすぐ近くまでやって来る。
今日、島のお客は私一人。多勢に無勢である。
下草を食べてくれるのでわざわざ除草する必要もない。
集落や畑の跡がよく分かる。
夕方から雨が降り始め風も強く吹き始めたが、「あの鹿たちはどこに帰るのだろう・・・」なんて考えていたら、恐怖感もなくいつの間にかぐっすり眠っていた。
『島は野生鹿の楽園ではない・・・。』
野崎島に渡り、歩き始めるとすぐに鹿の鳴き声が聞こえた。
仲間に警戒を促しているようだ・・・。
声がした茂みに目をやると、鹿がこちらを見ている。
山登りに行って鹿の姿を目にすることはあっても、これほど視線が合うようなことはない。
とは言え、野生鹿なので近寄って来ることはなく、間合いが詰まると軽やかに茂みの中に消えていく。
野崎島には野生のニホンジカが500頭ほど生息している。
人間が去り、天敵となるものも居ないので鹿の楽園かと思っていたがそうでもないらしい。
餌となる草や木にも限りがあり、また、子孫を残す牡鹿の生存競争も厳しく、500頭から増えることはないらしい。
どちらかと言えば体格は痩せ気味で精悍な顔、鹿にとってもこの島で生き抜くのは容易ではないことが感じられる。
木の下で鹿が休んでいる。まるでサファリパークやサバンナを想像させるような風景もある。
鹿は教会のすぐ近くまでやって来る。
今日、島のお客は私一人。多勢に無勢である。
下草を食べてくれるのでわざわざ除草する必要もない。
集落や畑の跡がよく分かる。
夕方から雨が降り始め風も強く吹き始めたが、「あの鹿たちはどこに帰るのだろう・・・」なんて考えていたら、恐怖感もなくいつの間にかぐっすり眠っていた。
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コメント一覧
2. Posted by ちび太郎 2015年10月01日 22:21
エフさま
同じ上五島でも有川周辺は日帰りで教会回りができますが、野崎島は簡単には行けませんね。
今回は旅行者が減った時期、満月の夜を狙って出掛けましたが、天候に恵まれませんでした。予定した沖の神島神社の見学もできませんでした。
自然には逆らえませんから、またの機会を楽しみにしたいと思っています。
エフ様の野崎島報告、楽しみにしています!
同じ上五島でも有川周辺は日帰りで教会回りができますが、野崎島は簡単には行けませんね。
今回は旅行者が減った時期、満月の夜を狙って出掛けましたが、天候に恵まれませんでした。予定した沖の神島神社の見学もできませんでした。
自然には逆らえませんから、またの機会を楽しみにしたいと思っています。
エフ様の野崎島報告、楽しみにしています!
1. Posted by エフ 2015年09月29日 21:52
こんばんは
野崎島に行ってこられたんですね
長崎の人でもそこはどこ?なところ
行こうと思ってもなかなか行ける場所じゃないですよね
私も10月に行く予定です
本当に行けるのかヤキモキしてます
野崎島に行ってこられたんですね
長崎の人でもそこはどこ?なところ
行こうと思ってもなかなか行ける場所じゃないですよね
私も10月に行く予定です
本当に行けるのかヤキモキしてます