2015年06月10日

長崎のちんちん電車 2系統に乗ってきた!(長崎市)

撮影日:2015(H27).06.06

『赤迫と蛍茶屋、終電にのみ登場する2番電車』

長崎市民の通勤通学、また旅行者の観光地巡りの足として活躍するチンチン電車。
どこまで乗っても1回120円、観光に便利な一日乗車券は500円。

チンチン電車9


今日は久しぶりに一眼レフをぶら下げて、夜のチンチン電車を取材してきました。



電停や車内の案内表示、長崎電気軌道(株)のホームページで紹介されている路線は下記の4系統。
1系統 赤迫(大波止経由)正覚寺下 7.3km 所要時間35分
3系統 赤迫(桜町経由)蛍茶屋 7.4km 所要時間33分
4系統 正覚寺下(西浜町経由)蛍茶屋 2.9km 14分
5系統 石橋(西浜町経由)蛍茶屋 3.5km 20分
※色は方向幕の色区分

1dayro

路線図は長崎電気軌道㈱さまより借用しました。

なぜか2系統の記載がない・・・。
2番の電車、そう言えば見たことがあるような、無いような・・・。

早速ウィキペディアで調べてみると、50年ほど前までは2系統は浦上車庫前を起終点とする定期路線として日中は10分間隔で運転されていたものが、1968年(S43)の正覚寺下延長を機に経営合理化のため臨時系統となり、現在は深夜1往復が運行。また大晦日の初詣等の臨時電車として運行することがあるとのこと。

再度、会社HPの始終発時刻表をよく見ると、赤迫~蛍茶屋の終電は2系統と記載されています。つまり毎日最終便として2系統は1往復ではあるが、定期運行されているのです。
時刻表は → こちらクリック

では、2系統と他の路線がどう異なるのか、大まかに言うと赤迫から築町経由で蛍茶屋に行けるということです(ただし蛍茶屋発最終の2系統は浦上車庫前止まりです)。

と言うことで、2番の電車(赤迫発22時50分)に乗ってきました。

赤迫着の最終運行を終えた電車は、浦上車庫行きとなり車両基地へ帰っていくのでした。
浦上車庫行きは系統番号なしの白色方向幕です。
チンチン電車4


いよいよ赤迫発蛍茶屋行きの最終電車、「2蛍茶屋」に乗車します。方向幕は白色です。
チンチン電車5


赤迫からの乗客は私を含め4名でしたが、住吉、大学、浜口と続々とお客さんが乗車し長崎駅に着く頃には朝夕の混雑並でした。やはり最終便は利用客が多いようですね。
チンチン電車11


3系統より少し遠回り、所要時間は5分長い38分で蛍茶屋に到着。
乗客が下りると電車はすぐに車庫へ移動します。運転手さんが車内の確認を済ませると照明が消されます。今日も安全運行お疲れ様でした。
チンチン電車6


蛍茶屋車庫は地図で測ると85m程度あるようなので、車両を12mとすると7両2線の引き込みで14両程度は格納できるのではないでしょうか・・・。
チンチン電車7


久しぶりに電車に乗ったので、他に気づいた点も報告します。

以前より各電車内には車両の経歴を記した案内が表示されています。チンチン電車の歴史を知る上でも是非ご覧下さい。
本日乗車した車両は昭和23年製造ですから67歳、還暦過ぎてもまだまだ現役で活躍中です。
紙のやけ具合と吉宗の広告が良い味出してます。
チンチン電車8


長さの異なる吊革が取り付けてあります。
乗客の利便性を考慮した優しい心遣いではないでしょうか。

運転席の横には機械式の両替機が設置されています。またICカード対応で支払いも出来るようです。
時代の流れですね。昔の両替は → こんな感じ(過去記事)

中吊り広告も不景気で少なくなったような・・・。
納涼ビール電車の広告があります。一度は乗ってみたいと思っているのですが、なかなか予約が取れず未だ実現できていません。

今では冷暖房完備の車両となっています。木の床も今ではシートの床になっています。
チンチン電車1


駅前のネオンサインも三菱だけ、規模も小さくなっています。
チンチン電車2


空気ブレーキの圧力計。子供の頃は運転席を見るのが楽しみでした。
チンチン電車3


今は方向幕の窓部分が改造され系統番号と行き先が大きく表示されるようになりましたが、昔は窓が小さかったため、運転席窓下に系統番号のプレートが表示されていました。また反対側にはデパートのロゴなど広告表示がありました。
プレートを差し込む枠はまだ残っているようですが、系統番号のプレートは設置されなくなりました。
遠くからでも番号が見えていたので、個人的に少し残念です。
チンチン電車10


チンチン電車は速さを求める乗り物ではないので、5分長く乗っていたこと、路線が違うこともさほど気になりませんでした。
知る人ぞ知る終電2系統、これからも長崎市民の足として活躍してくれることでしょう!



chibitaro0102 at 00:53コメント(0)トラックバック(0)日常 | 消えゆくものと消えたもの 

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