2015年03月02日

鹿鳴越連山(大分県日出町)

『ザビエルが歩き、眺めた風景。同じ道を辿って・・・。』

今でこそ豊前と豊後(大分北部と中・南部)を往来する道は、JR日豊本線や国道10号線など整備されていますが、電車も自動車もない昔は鹿鳴越の山々を越えるのが最も便利であり通例でありました。

鹿鳴越3


東鹿鳴越を越える道は通称「東鹿鳴越道」「豊前道」と呼ばれ、日出藩主も利用していたことから、「殿様道」とも呼ばれていました。
一方、西鹿鳴越を越える道は通称「西鹿鳴越道」「宇佐道」と呼ばれ、1551年9月にキリスト教宣教師フランシスコ・ザビエルが大友宗麟の招きを受け、山口より大分に向かう途中に歩いた峠道です。今は「ザビエルの道」と呼ばれています。



今回は「ザビエルの道」から上り「殿様道」を下りて来るルートを歩きました。途中、経塚山、七つ石山、板川山、古城山、百合野山のピークを巡る縦走です。
鹿鳴越11


ザビエルの道(西鹿鳴越道)は水汲み客が絶えない「山田湧水」から始まります。
鹿鳴越1


途中には日出藩の石切り場があったり、歴史を感じることができる峠道です。
鹿鳴越2


ザビエルの道を上り切り経塚山へ。
遠くに鶴見岳、由布岳。
周囲にはミヤマキリシマの純粋種が群生しています。開花は5月上旬、他よりも1カ月早く開花します。
鹿鳴越4


七つ石山~百合野山への縦走路に戻ります。
ヒノキの伐採が行われていますが、コースに迷うことはありません。
鹿鳴越5


七つ石山から別府市街、大分方向。
反対側の日出、国東方向もよく見渡すことが出来ます。
鹿鳴越6


板川山、古城山は景色を楽しめません。
鹿鳴越8


下りは殿様道、こちらも迷うことなく歩けます。
勾配は殿様道の方が大きく感じられます。
鹿鳴越7


お殿様も歩いたのかなぁ・・・なんて思いながら、石積み残る殿様道を下って行きます。
鹿鳴越10


低山とはいえ4~5時間を要する縦走コース。
くじゅうなどとはまた違う眺望が楽しめたり、街道や山の歴史を知ることができるなど、低山ゆえの充実感や新たな発見があったりするものです。

別府湾に面する日出町豊岡の鹿鳴越(かなごえ)連山、ちょいとお出かけできるお勧めコースでした。




chibitaro0102 at 00:53コメント(0)トラックバック(0) | 史跡 

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