2012年03月28日 00:57

今と記憶の中にある風景(西海市崎戸町)

『訪れる人をやさしく迎えてくれる町』

崎戸については、炭鉱遺構の平和寮・映画館が解体され、美崎アパートや菅峰アパートの解体が始まると耳にした2008(H20)年5月に一度記しています。 → 過去記事
あれから4年、久しぶりに崎戸を訪ねました。

sakito1


言うまでもなくアパート群は消えていますし、他いくつかのシンボル的な遺構も無くなっていました。
でも、島の風景が劇的に変わったわけでもなく、驚きを覚えるようなことでもなく、ただ緑あふれる島に帰っていくような印象でした。

sakito2


今日は過去と比較して、「あれが消えた、これも壊された・・・」と、一つ一つあげつらうことはやめます。

崎戸の風景が気になる、遺構がどうなったか気になる方は、出かけて自分の目で見て感じて欲しいと思います。

遺構が消えても崎戸には美しい自然があり、やさしい人が多く暮らしています。
新しい発見がきっとあるはずです。

今ある風景を大切にして、消え去った風景は写真や映像、スケッチをとおして将来に正しく伝えていくことが私たちに課せられた責務だと思います。

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コメント一覧

6. Posted by ちび太郎   2012年06月27日 23:47
ふくだ様

大島大橋が出来て崎戸も訪れ易くなりました。
海は蒼く美しく、楽しめる場所です。
大瀬戸から少し先ですが、おっしゃられるように随分遠くに来た気分になりますね。
遺構が無くなったことも残念ですが、島中が立ち入り禁止のロープで囲われている感じが残念です。
殆どが某財閥の管理地ですから仕方ありませんけどね。
5. Posted by ふくだ   2012年06月13日 19:23
崎戸もだいぶ建物が取り壊しになって残念ですが、
逆に「よくずっと残ってたなぁ」というほうが正しいでしょうね。

軍艦島のように、ガイドをつけて立ち入り禁止にしない限り、
保存は無理なんでしょうね。

不思議と、遠くに来たような感じがする良いところです。
4. Posted by ちび太郎   2012年04月01日 21:08
poiyoさま

こんばんは。
身近なことでも知らないことや、学校で教えられないことも多いようです。
軍艦島にしても廃墟とか、RCアパート群は注目されますが、炭鉱労働や島で暮らす人たちの姿はあまり取り上げられることがありません。
形があるものではないし、表ざたにできにくい負の部分もあるからでしょうか・・・。

大島大橋も無料で通行できるようになりました、暖かくなるこれからの季節、一度ドライブされてはいかがでしょうか。


3. Posted by ちび太郎   2012年04月01日 20:37
さきと えび蔵 様

コメントあがとうございます。
長崎の海はどこも綺麗だと思うのですが、崎戸は入り江も多く水深もあるので、他とは違った印象を受けます。
炭鉱遺構が残っているときは、県外からの訪問者も多かったように感じていましたが、今はどうでしょうか?
立ち入り禁止の建物の中まで侵入する輩も多く、それが遺構を残せなかった要因の一つだったようにも思えます。
西海丼を食べにまた訪問したいと思います。

2. Posted by poiyo   2012年03月28日 22:06
こんばんは。
私は崎戸の事を知りません。
そんな時代があったのかと、過去の記事を拝見いたしました。
長崎に生まれながら、何にも知らない自分が情けないです。
きれいな海ですね。
いつかお邪魔しようと思います。
1. Posted by さきと えび蔵   2012年03月28日 20:59
長崎ブログランキングからおじゃましました。
崎戸が掲載されていたのが、ついうれしくて・・・
記憶はそれぞれの世代でちがっていて
炭鉱(60代)廃鉱直後(40代)そして過疎の
世代(20代)へと移りかわっているようです。
とはいえ海の青さはいつまでもかわりません。
また、ぜひお越しくださいね!

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