2010年12月07日

係船柱(長崎市香焼町本村)

撮影日:2010(H22).12.05

『石炭貨物船が停泊していた証』

隆盛を極めた香焼炭鉱。

当時、石炭の積み出しを行うために、選炭場のあった安保地区から約1km離れたここ本村に、貯炭場と1,500t級石炭貨物船が接岸できる専用港湾が建設されました。

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のっけから「隆盛を極めた!」と言ってはみても、今の香焼に炭鉱縁の施設は全くと言ってよいほど残っていません。

今日はプレジャーボートが係留され、巨大なコンクリートブロックが造られる静かな港に、当時の遺物であろうものが残っていたので記載します。




今はいつもクレーン船が係留されている岸壁ですが、よく見ると古い係船柱(船を接岸停泊させるためロープをつなぎ止めるもの)と、何本もの大きな鎖が残されています。
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係船柱は港が造られた昭和30年代初頭のものだと考えられますし、鎖についても時代を感じさせるものですが、どうのような用い方をされていたのかはよく分かりません。
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接岸面の盛り上がったコンクリート部分には、船が岸壁に触れても傷まないように、緩衝材が取り付けられていたと思われます。
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港入り口側、コンクリートが剥がれた部分から、石積みの護岸が確認できます。
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当時の古写真を見ると、貯炭場は完成していますが岸壁はまだ完成していないようにも思えますが・・・。船の停船状態が陸に揚がったように感じられます。
海が埋め立てられる前で、香焼島が長崎半島と陸続きになっていないことが分かります。
(古写真は香焼町図書館より許可を得て掲載・無断使用禁止)
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なお、貯炭並積込機については、貯炭能力は4,500t、貯炭並積込用としてはグラブバスケット付スタッカーメリック秤量器付1基を備えている。
公称能力150/時、回転半径25mであったことが町史に記録されています。

お久しぶりの香焼炭鉱ネタでしたが、係船柱が貨物専用港建設時に造られたものである確証は得ていません。


chibitaro0102 at 23:55コメント(0)トラックバック(0)香焼炭鉱・香焼町関連  

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