2010年02月25日 20:40

2010長崎ランタンフェスティバル・2(長崎市)

撮影日:2010(H22).02.20

『最近、夜の長崎に行くと少し寂しくなる・・・』

前回は、ランタンの暖かな赤に染まった長崎。
今日は白黒に現像して、載せてみました。

唐人屋敷のある館内町には、昔ながらの「館内市場」・「富士市場」があります。

魚屋さん、肉屋さん、八百屋さん、いろいろなお店が並んでいます。
今はランタン祭りが行われているからでしょうが、遅くまでお店を開けておられるようです。

お店それぞれには、元気の良いおじさん、おばさんがいて、大きな声を出して商売をされているところもありますし、こちらのように「長崎のお母さん」といった感じのお店もあります。
ランタン10

市場は単に商品を売り買いするだけの場所ではなく、子供の成長を見守り、また、その地区で暮らす人達の連携を深める、コミュニケーションの場としてとても重要なものであると思います。

今、昔ながらの商店街や市場が少なくなっていますが、ランタンの灯りのように人と人とがふれ合える、温かな市場がこれからも残って欲しいと思います。




市場の中には、いろいろな商品を売っているお店があります。
「かんころもち」、「桃カステラ」は、長崎ならではの品ですね。
よく見ると、はんぺん、コンニャク、漬け物、饅頭、見ているだけで楽しい店先です。

私も「かんころもち」、すぐ買いました。
新しいのでとても柔らか、焼かずに食べても大丈夫です。
駅・空港などの土産物店では1本が700円程度で売ってあり、2本750円はお得です。
さすが市場!
ランタン11

こちらは、前回も載せた「丸金温泉」。
残念ながら、昨年の夏、営業終了してしまいました。
壁の模様と看板が、レトロ調でとてもお洒落です。
ランタン13

ランタン祭りの会場や、会場に向かうメイン通りは身動きとれないほどの人出ですが、一歩、路地に入るとこんな感じです。
時刻はまだ20時過ぎ、それも土曜の夜。長崎の飲屋街がある銅座、通称「柳小路」。
どこからかカラオケを歌う声がしますが、人が居ません・・・。
不景気なのかもしれませんが、「スナック」という飲み屋の形態も、今の時代にそぐわないような気がします。
ランタン12

長崎の歌にも数多く出てくる「思案橋」。
元々は、丸山の遊郭に「遊びに行こうか、戻ろうか」と、思案したことから名付けられた「思案橋」。
写真はチンチン電車の電停ですけどね。
今は飲みに行く人影も少なく、皆さんバス、電車に乗ってさっさと帰宅されているようです。
それにしても、正覚寺方向に照明が少ないです。
ランタン14

写真を白黒にしたら、ますます寂しい雰囲気になってしまいました(涙)。


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コメント一覧

2. Posted by ちび太郎   2010年02月28日 10:05
凪さま

こちらこそご無沙汰しております。
お変わりありませんか。

かんころもち、少し焼き目をつけて食べるとおいしいですね。
お芋の香りが、何ともいえません。
「もち」というより、お菓子的な感じですね。

長崎の街は汚れていませんが、活気がありませんね。
特に諫早、大村などのアーケードは、閑散としています。
相変わらず、観光と造船にしか活路を見いだせない状況ですから、劇的な変化はないでしょう。
沖縄の基地問題解決手段として、大村、佐世保移転がいよいよ現実味を帯びてきました。
1. Posted by 凪   2010年02月26日 07:44
こぶさたです^^

商店の並べられてる、商品を見て懐かしくなりまね。
かんころもちに、桃カステラ、今だにヨダレがでます。

ひとは少なくても長崎の路地は綺麗ですね。
某地方など県庁所在地なのに恐ろしい過疎化です。
まずは清潔感が一番大事です。
あとは暗いのはダメです。
長崎も昭和の頃はネオンが派手だった気がします。
毎日が祭りのように、派手にするのも手かもしれません。
あと、ある程度の風俗も黙認しないと・・・長崎ダメかw

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