2008年09月14日

池島炭鉱体験ツアー

2001年11月まで操業していた松島炭鉱池島鉱業所。(池島の様子については過去の記事をご覧下さい)今日は閉山後の池島炭鉱を引き継いだ三井松島リソーシス(株)が行っている「池島体験プログラム」に参加しました。
この体験プログラムは、長崎市が2006年から開催した「長崎さるく博」の中での「池島海底炭鉱さるく」として取り上げられ、現在も引き続き実施されるメニューです。現在は「さるく博」のメニューとしてだけではなく、修学旅行など団体の受け入れや、夏休み期間中に子供の体験学習の場としても実施されています。
それでは、ツアー内容を簡単に報告します。

今日のツアーは14時30分に池島港集合です。港で三井松島リソーシス(株)のマイクロバスに乗り込み、職員の方の池島や炭鉱の説明を聞きながら、第2竪坑へ向かいます。
竪坑到着後、繰り込み場へ上がっていきます。繰り込み場とは入坑前の坑員が装備等の準備、作業の確認を行う場所のことです。操業当時と変わらぬ設備の中、坑員の方々使用されていた長椅子に腰掛け入坑の説明を受けます。
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入坑するには法律で義務付けられている次のものを装着する必要があります。
ヘルメット、ヘッドランプとバッテリー、防塵マスク、火災発生時有毒な一酸化炭素を除去する装置、あと長靴、軍手。バッテリー関係は腰に下げることになりますが、初めて着けると結構な重量感です。
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すべての装備を着け終わると、またマイクロバスに乗って斜坑へと向かいます。
斜坑には坑外の巻き上げ機械室から延びた太いワイヤーに繋がれた、人車と呼ばれる車輌が待機しています。二人腰掛けるだけでも窮屈に感じる狭さですが、当時は3人掛けて使用していたそうです。
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いよいよ人車に乗り込むのですが、後ろ向きに腰掛けます。つまり背中から地底に落ちていく事になります。スピードはそれほど出ていないのですが、斜坑長200m、高低差65mを背中向きで轟音を響かせ下がっていくので、まるでインディージョーンズになったような気になります。
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坑内に到着すると排気吸気の大型ダクトや採炭の大型機械を見ることができます。湿度が高く至るところぬかるんでいました。
ヘッドランプも消灯し、設置してある坑内すべての照明設備を消してくれます。当たり前ですが真っ暗です!「真っ暗」というより本当に「闇の世界」です。海面下数百メートル、数キロも延びた坑道での危険な作業は、安易に想像もつきません。
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坑内体験が終わると先ほどの人車に乗って地上に戻ります。今度は前向きで上がって行きますから安心です。
再び、マイクロバスで港付近に造られた「模擬坑道」へ向かいます。
模擬坑道ではダイナマイトの敷設方法、発破手順、発破、石炭採取などの体験ができます。

体験ツアーでは現役炭鉱マンが分かりやすく、ユーモアを交えながらの説明があります。そんな彼らが説明のため機械を手にした一瞬の立ち居振る舞いからは、永年炭鉱に関わってきた男の生き様のようなものを感じました。
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17時10分の帰りフェリーが来るまでの間もいろいろなお話を伺うことができ、本当に充実した一日を過ごすことができました。
三井松島リソーシス(株)の皆様ありがとうございました。

興味のある方は是非一度参加されることをお勧めします。

でも、今日の参加者で3/4は女性でした。男子は何やってんだ!って感じですね。






at 11:53コメント(0)トラックバック(0)炭鉱関連  

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