2008年04月20日 22:01
長崎が生んだスター(スターという表現が鈍くさいような気が・・?)福山雅治の写真展が、地元長崎の美術館で開催されています。彼は歌手、役者の他に写真家としても高い評価を得ているようです。
と、言うことで同じ長崎んもんとして写真展に行って来ました。写真の評価はあえてしませんが、彼が写真展を開催するにあたり、長崎について語っているTV番組が放送されていました。これはなかなか共感できる部分があったので、写真展のタイトルにもなっている「残響」という詩を紹介します。
残響
八月のサイレン
夕暮れ路面電車
放課後の屋上ブラスバンド
旭大橋を横切る風
見知らぬ外国船の汽笛
裏通りのライブハウス
石畳を濡らす春の雨
そこにはいつも音があった
ギターを弾いて歌ってた十代の頃
その中で
知らずに心に染み込んでいた風景には
いくつかの音が刻まれていた
時代は終わり
僕も変わる
そして遠くなる
僕がいた風景
だけど故郷を想うとき
この心にはまだあの音が響いている
街の音
故郷の音
僕の音
2008、4 福山雅治
美術館横の「水辺の森公園」でも売っていた、長崎名物「チリンチリンアイス」。チリン♪チリン♪とベルを鳴らしアイスクリーム(クリームと言うよりシャーベットに近い)を売ってます。私も子供の頃、母にいつも買ってもらっていた事を想い出しました。おばさんがアイスをヘラで取ってモナカにのせてくれるのをジッと見ていました。今も昔も変わらない長崎の風景、これも残響の一つだと思います。
八重桜の一種(里桜【サトザクラ】の種類)であるオオムラザクラが満開を迎えます。八重桜の中でもオオムラザクラは、抜き出て花びらが多く、ひとつの花に60枚?200枚もの花びらがあります。オオムラザクラは、1941年に外山三郎氏が発見、命名し新品種として発表しました。その後、67年「大村神社のオオムラザクラ」の名称で天然記念物として国に指定を受けました。